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庭に駐車場を作る方法は？費用相場や注意点のまとめ
「車の所有台数が増えた」などの理由で、自宅の庭に駐車場を作りたいと考えることもありますよね。
今回は、庭をリフォームし駐車場にするための方法について紹介します。
また、駐車場の種類や費用相場、注意点についても合わせてご紹介していきます。
ぜひ参考にして、希望に沿った駐車場を作ってくださいね。
庭をリフォームし駐車場にする方法
庭をリフォームして駐車場にする場合、庭の状態によって方法が変わります。
また、どのような駐車場にしたいのかによって費用も大きく変わるため、どうすれば希望に合った駐車場にできるのかを考える必要があります。
まずは、庭を駐車場にするときに必要な工事と、駐車場の種類に分けて解説します。
駐車場のスペースを確保するための工事
庭に駐車場を作る場合、スペースを確保しなければなりません。
また道路から駐車場にアクセスできる開口部も必要となるでしょう。
塀や門などの撤去
庭を囲うようにブロック塀や門・門柱などを設置している場合、これらを壊し、駐車場への入り口を作ります。
まず既存の設備を壊して解体・廃材を処理。
そして、埋め戻しなどの復旧作業を行います。
大まかな費用ですが、ブロック塀（1～1.2mの高さで、3～5mの長さ）を撤去する場合は、20～25万円が相場費用です。
植栽の撤去
駐車場にする場所に植栽がある場合は、これも撤去しなければなりません。
小さい花木であれば自分で撤去できますが、大きな植栽となると専門業者に依頼し撤去する必要があるでしょう。
花木の種類にもよりますが、根が深いものだと地中埋設管に注意しながら施工しなければなりません。
車1台分のスペース全体に植栽がある場合は、15～20万円が相場費用です。
駐車場のスタイル別費用相場
駐車場を作るためのスペースができたら、次に考えるのはどのような駐車場にするかということです。
駐車場にも複数のスタイルがありますが、その中から一般的な3種類のスタイルを紹介します。
オープンスタイル
オープンスタイルは、屋根を持たないタイプの駐車場です。
駐車スペースに舗装を施すだけで済むタイプなので、施工費用が抑えられます。
舗装方法により費用が変わってきますが、舗装だけなら4～20万円で施工できるでしょう。
道路と駐車場の境界にゲートやシャッターを設置する場合は、その分の費用をプラスします。
・ポール&チェーン：8万円程度
・ゲート：13万円程度
・手動シャッター：50万円程度
・電動シャッター：70万円程度
これらが費用目安です。
カーポートスタイル
周囲に囲いは作らず屋根だけを設置するタイプを、カーポートスタイルといいます。
雨や埃などから車が守られ、雨の日に車に乗り込む際に濡れにくいのが特徴です。
カーポートの設置は20万円程度が目安となるでしょう。
カーポートの場合も舗装方法が選べますし、ゲートやシャッターなども設置可能です。
ガレージタイプ
ガレージタイプは、屋根だけではなく車をしっかりと囲う車庫を作るタイプの駐車場です。
風雨から車を守り、さらに防犯面でも優れた駐車場といえるでしょう。
他の駐車場に比べて造作物が多いため、費用相場は100万円程度です。
また、ガレージは他の駐車場に比べ、車の周囲に余裕を持った大きさにする必要があります。
これはドアの開け閉めなどのスペースが必要となるためです。
カーポートやガレージ設置の際の注意事項
カーポートやガレージを設置する場合、建築確認申請が必要になる場合があります。
違法建築物にならないためにも、設置前に建築確認申請が必要かを業者に確認しておきましょう。
また次のような条件を満たす場合、建物として扱われます。
・屋根があり3方向以上が外周壁や建具で囲まれている
・土地に固定されている（基礎がある）
・居住や作業、貯蔵などに利用できる状態
ガレージはこの条件に当てはまるため、建物となります。
また、建物には固定資産税が課税されます。
もしカーポートを設置した場合、この条件に当てはまると固定資産税が課税されます。
舗装のタイプ
駐車場の床面にどのように舗装するかによっても、費用は大きく変わります。
代表的な舗装の種類と費用目安をまとめたので、参考にしてみてください。
砂利舗装
砂利を敷き詰める砂利舗装は4万円程度から可能です。
コストが抑えられる舗装タイプといえるでしょう。
砂利は踏みしめると音が鳴るため、防犯面で優れています。
ですが砂利は徐々に沈み込み減っていくため、継ぎ足していく必要があります。
メンテナンス費用がかかる点には注意が必要でしょう。
砂利に落ち葉やごみが入り込むと、掃除するのは大変です。
また跳ね石などで車にキズが付く危険もあります。
アスファルト舗装
戸建て住宅の駐車場にはあまり見られませんが、庭に複数台の駐車スペースを確保したいといった場合は、アスファルト塗装もよいでしょう。
お手入れが簡単で、雨の日などでも滑りにくいのが特徴です。
駐車場1台分で6万円程度からが目安です。
アスファルト塗装のデメリットは、デザイン性が低い点と、劣化すると表面がはがれやすい点です。
コンクリート舗装
戸建て住宅の駐車場としてポピュラーなのはコンクリ―ト舗装でしょう。
デザイン性があり、掃除もしやすいのが特徴です。
1台分の駐車スペースをコンクリート舗装すると、20万円程度かかります。
費用を抑えるには、タイヤが乗る部分だけにコンクリートで舗装し、他の部分は砂利や芝などを植えこむ方法があります。
インターロッキング舗装
インターロッキングは、水捌けがよくバリエーションが多いレンガ調のブロックです。
特に下地にコンクリート補強などをしなくても施工可能で、照り返しが防げる特徴があります。
ブロックを敷き詰めるため、施工費用はやや高く35万円程度かかります。
まとめ
庭を駐車場にリフォームする場合は、景観や周囲の状況なども考えプランニングすることが大切です。
このため、施工実績が豊富で適切な提案ができる業者に相談することが、失敗せずリフォームするための近道です。
庭から駐車場へのリフォームを検討されている場合は、施工実績豊富な当社にご相談ください。