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駐車場に人工芝っていいの?メリット・デメリットと注意点を解説

人工芝といえば庭に敷くイメージですが、最近は駐車場に取り入れる住宅も増えています。
コンクリートや砂利敷きの駐車場と違って、人工芝はまるでグリーンの絨毯のように色鮮やかでおしゃれですよね。
ただ、人工芝は耐久性がそこまで強そうに見えないので、駐車場に敷くのは大丈夫かと心配な人も多いでしょう。

そこで今回は、駐車場に人工芝を敷いても問題ないのか、人工芝を敷くメリット・デメリットや、外構リフォーム時の注意点について詳しく解説します。

駐車場に人工芝っていいの?メリット・デメリットと注意点を解説

駐車場に人工芝を敷いても問題ない

まるで本物の芝のような人工芝は、サッカー場やラグビー場など、さまざまなグラウンドで活用されています。
人工芝の上で激しいスポーツをしてもヘタることがないため、駐車場に敷いても大きなトラブルはないでしょう。

ただし、人工芝は衝撃や摩擦、大きな重量に弱いため、車のタイヤによって部分的に潰れる可能性があります。

部分的に潰れた人工芝は色ムラが目立ってしまうため、車の乗り入れ部分やタイヤ部分に敷くのはおすすめしません。

人工芝を駐車場に敷くメリット

駐車場に人工芝を敷くことで、さまざまなメリットがあります。

ほぼメンテナンス不要

天然芝の場合、芝刈りや雑草の草むしり、水やりなど、定期的なメンテナンスが必要です。

一方、人工芝はナイロンやポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂で芝1本1本を再現しています。
人工なので芝刈りの必要はなく、人工芝の下に除草シートを敷くことで雑草が生える心配もありません。

そのため、ほぼメンテナンス不要なのでお手入れが楽です。

天然芝より耐久性がいい

人工芝は光合成や栄養分を必要としないため、天然芝に比べて耐久性は高いです。

天然芝は、25度以上の気温を好む「夏芝(暖地型芝草)」と15度~25度の気温を好む「冬芝(寒地型芝草)」の2種類に分けられます。
地域の気候に合わせて選ばないと芝は枯れてしまい、最悪の場合には植え直しが必要です。

人工芝は気候に関係なく耐久性に優れているので、全国どの地域の駐車場でも問題なく敷くことができます。

一年中キレイな景観を保つ

人工芝は気温や湿度、日照時間などに左右されないため、一年中、青々としたグリーンの色を保ちます。

暑さや寒さに弱い天然芝は、季節によって茶色く枯れてしまうのを見かけたことがありませんか?
表面の芝は枯れていても根は生きているケースが多いので、環境によってはまた緑の芝が復活します。

人工芝は、全体的に茶色に変色する(枯れる)心配がないので、一年中キレイな景観をキープできます。

人工芝を駐車場に敷くとどんなデメリットがある?

駐車場に人工芝を敷くことで、さまざまなデメリットもあります。

施工費と作業手間がかかる

人工芝の費用は「約500円~6,000円/1平米」と種類によってコストが変わります。
また、人工芝の下に除草シートや砂利などの施工が必要になるので、駐車場をDIYしようとすると膨大な作業時間と体力が必要です。

専門業者に依頼することで、正しい人工芝の敷き方でキレイな駐車場を作り上げてくれますが、作業費がかかります。

真夏は表面温度がアップする

人工芝の多くは、材質が合成樹脂で製造しているので、気温の高い日は熱がこもって表面温度が高まります。
製品によっては、高温状態の人工芝に触れると、ヤケドする恐れもあるでしょう。
設置面積が広いほど、人工芝からの熱で周辺温度が高まるので、気をつけなくてはいけません。

敷き方によってカビが生える

人工芝をコンクリートの上に敷くと、自然排水ができずにカビが生えてしまいます。

自然排水を促すために、人工芝には小さな穴が空いているのですが、湿気や水分が溜まりやすく、風通しの悪い環境に敷いておくと雑菌が繁殖するので注意しましょう。

濡れると滑りやすい

グリーンの景観が美しい人工芝ですが、材質がナイロンやポリプロピレンなどの合成樹脂で作られているので、雨や雪で濡れると滑りやすいのがデメリットです。

霜が降りる季節は、人工芝が部分的に凍っている場合もあります。
車に乗降する時、滑って転倒する可能性もあるので気をつけなくてはいけません。

また、車を駐車する時、タイヤが滑って思うように駐車できないケースもあるでしょう。

駐車場に人工芝を敷く時の注意点

駐車場に人工芝を敷く前に、注意点を確認しておきましょう。

耐久性の高い人工芝を選ぶ

人工芝は費用によって耐久性や芝の長さなど、製品の質が変わります。
もちろん、費用の高さで耐久性もアップするとは限りませんが、安価な製品に比べて丈夫な製品が多いのは確かです。

駐車場は車や人が歩くことで摩擦や衝撃を受けやすいので、耐久性の高い人工芝を選ぶのがおすすめです。

部分的に敷いてコストを抑える

天然芝に比べて人工芝の費用は5~10倍と高いため、予算が限られている時は駐車場全体ではなく、部分的に敷いてコストを抑えましょう。

例えば、タイヤ部分だけコンクリートやレンガを敷いて、その他の空間に人工芝など、組み合わせ方によってコストを抑えてながらデザイン性に優れた駐車場を作れますよ。

まとめ|駐車場を人工芝でおしゃれにしよう

人工芝は天然芝に比べて耐久性が高いため、ほぼメンテナンス不要で駐車場に敷けます。
ただし、強い衝撃や摩擦には弱いため、タイヤ部分や車の乗り入れ部分に人工芝を敷くことはおすすめしません。

駐車場をおしゃれにしたい、予算内で耐久性に優れた人工芝を敷きたいなどのご希望がありましたら、当社にご相談ください。

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