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ウッドデッキの下は処理が必要!起こりやすいトラブルを解説

ある程度の広い庭がある住宅だと、庭の一部をウッドデッキにしたいという希望を持つ方は増えています。
屋外リビングとして、また子どもの遊び場としても活用できますよね。

多くの方はウッドデッキの上の部分だけ考え、設置を検討すると思いますが、ウッドデッキの下まで考える方は少ないでしょう。
ウッドデッキは下の部分の処理方法で施工後に大きな違いが生まれます。

この記事では、ウッドデッキの下の部分で起こりやすいトラブルと、下の部分の処理について解説します。

ウッドデッキの下は処理が必要!起こりやすいトラブルを解説

ウッドデッキの下で発生するトラブル

では、実際にウッドデッキの下で起こり得るトラブルについて考えていきましょう。

雑草が生える

ウッドデッキの下の部分は、日当たりが悪い環境になるため、多くの人が雑草は生えない、または生えてもすぐに枯れるだろうと想像します。
確かに、ウッドデッキの下はほぼ日が当たりませんので、雑草は生えにくいです。

ですが、全く生えない訳ではありません。
中には、ウッドデッキの隙間から日差しが入り込み、立派な雑草が生えてしまうという事例はあります。

水がたまる

水捌けが悪い場合、ウッドデッキの下に水がたまってしまうというトラブルもあります。
例えば、窪みなどがあり、そこに雨水がたまってしまう場合があります。

ウッドデッキは、ウッドという名前の通り、木材を使い作ります。
木材は湿気が多いと腐りやすいため、水がたまると湿気が高まり劣化しやすくなります。
最近では、人工木や樹脂木を使用することがありますが、これらは水に弱い性質があるため、湿気は大敵です。

また、水たまりには蚊も発生します。

小動物が住み着く

ウッドデッキの下は、適度に暗く狭い部分です。
このような場所を好む小動物が住み着いてしまう危険性があります。
都市部でも狸やテン、ハクビシンといった野生小動物を目撃することがありますが、これらの動物は暗く狭い部分を好みます。

また、猫が排せつ場所として好むのもこのような場所です。
気が付いたときには小動物の住みかとなっていたり、排せつ場所になってしまったりする危険があります。

落ち葉がたまる

風によって運ばれた落ち葉やごみが、ウッドデッキの下に入り込むとたまっていってしまいます。
ウッドデッキの下は狭い空間なので、なかなか掃除もできず、落ち葉やごみはたまる一方となります。

さらに落ち葉などを好む虫が住み着くと、ウッドデッキの下が不快害虫の住みかになってしまう危険があります。

トラブルを回避するための処理方法

ウッドデッキの下で起こり得るトラブルを回避するための方法は、いくつかあります。
代表的な例を紹介します。

除草シートと砂利を敷く

雑草防止や水たまりのトラブルについては、除草シートを敷いた上に砂利を敷き込む方法で回避できます。

除草シートの場合、雑草防止は完璧とはなりませんが、常に日陰である点を考えるとコンクリートを打つまでしなくても十分でしょう。

コンクリートは意見が分かれる

ウッドデッキの下にコンクリートを打つ方法は、実際のところ意見が分かれます。
雑草を完全に防止できる点や、湿気が上がりにくくなる点では優れています。

一方でコストが高く、ウッドデッキが不要となった場合の処理が大変という点があります。
もともと日当たりが良く、ウッドデッキの床板の隙間から日差しが入り込むといった問題がない限り、そこまでしなくても良いと考える業者が多いようです。

もちろん、十分に予算がある場合はコンクリートを打ってもかまいません。

固まる土を使う

雑草が生えるのを予防するために「固まる土」を使う方法もあります。
固まる土は、次第にひび割れが目立つなどのデメリットがありますが、ウッドデッキの下であれば目に入る場所ではないため、ひび割れが起こってもあまり問題はないでしょう。

雨水桝の設置

基本的には不要ですが、どうしても水がたまりやすい場合には、雨水桝を設置し排水処理を施すことで湿気の問題を回避することが可能です。

囲いを設置する

小動物の侵入や落ち葉の侵入などを予防するためには、ウッドデッキの下の部分を覆うことも考えましょう。

完全に覆ってしまうと風通しが悪くなるため、通風が良い素材を活用すると良いでしょう。
メッシュや網、ネットなどを活用する方法があります。

床板を外せるようにする

ウッドデッキ全体、もしくは一部分だけ床板を外せるようにすると、床下の状態が確認しやすく、掃除も容易です。
また、床板が外せれば、ウッドデッキの床下を収納として活用することも可能になります。

使用頻度が低いガーデニング資材などを入れておけば、庭先がすっきりとしますね。
床下にある程度高さがある場合には、収納BOXなどを置いていけば床下自体もすっきりと片付きます。

まとめ

ウッドデッキの下の部分については、あまり想像する方はいないでしょう。
ですが、何も考えずに施工してしまうと、後々雑草が生えてきたり小動物の住みかになっていたりと、トラブルが発生する可能性があります。

ウッドデッキの下処理は、施工場所によって最適なプランは異なります。
素人判断で決めるより、業者に相談しお任せした方が良い場合が多くなります。
整地なども必要なので、ウッドデッキの下の処理は、業者に任せると面倒がありません。

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