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キャンピングカーに車庫証明は必要?車庫の確保の方法を詳しく解説!
キャンプブームが起きている中、キャンピングカーの需要もどんどん高まっています。
キャンピングカーは欲しいけど、車庫はどうすれば良いの?と疑問を持っている方もたくさんいることでしょう。
このコラムでは、キャンピングカーの駐車場所の選択肢について詳しく解説します。
併せて、キャンピングカーの車庫証明についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
キャンピングカーの車庫証明について
マイカーを所有した事がある方なら承知済みかもしれませんが、車を購入する際には同時に車庫証明が必要になります。
車庫証明というのは、その字の通りに、所有する自動車を保管する場所(車庫)を証明するためのものです。
ここで問題になるのが、大型のキャンピングカーを自宅に保管しておけない人もいるという事です。
そのため、キャンピングカーの車庫証明に関しては「特例措置」を受けられるようになっています。
通常、車庫証明を申請する場合には、自宅から駐車場までの直線距離が2㎞以内でなくてはいけません。
ただし、全長5.7m、もしくは全幅1.9mを越える車両の場合は特例措置が適用になり、自宅から2㎞以内に駐車場を設けなくても良い事になっているのです。
ちなみに、キャンピングカーに関わらず、どうしても2㎞以内で駐車場を確保できなくなったり、ストーカーに追われていて自分の車だと知られたくなかったりなどの正当な理由があれば、例外として特例措置が認められる事もあります
また、キャンピングカーにも軽自動車をベースにしたものもあり、軽自動車の規格に収まっているモデルであれば、自治体によっては車庫証明が不要なケースもあります。
キャンピングカーを駐車する3つ選択肢
キャンピングカーの車庫をどうするかについての3つの選択肢を紹介します。
1.自宅に駐車する
十分なスペースがあるなら、キャンピングカーは自宅で保管するのが最善策です。
自宅にキャンピングカーを駐車していれば、好きな時にキャンプに行く事ができるし、荷物の積み下ろしなども楽々で、準備に時間をかけなくても済みます。
キャンピングカーが常に家にあるだけで、キャンプ好きな人なら気分も上がります。
たとえキャンプに行けなくても、車の中で非日常的な時間を家族でエンジョイする事もできます。
2.契約駐車場を利用する
自宅にキャンピングカーを保管するスペースがなくても、近所の契約駐車場を利用すれば、2㎞以内の条件を満たし車庫証明を発行できます。
歩いて行ける距離にあれば、荷物の積み下ろしなどもそれほどの苦痛にはなりません。
ただし、キャンピングカーが大型になればなるほど、なかなかそれを駐車できる契約駐車場を見つけるのが難しいというデメリットがあります。
キャンピングカーを駐車する十分なスペースがあると思って契約してもらおうとしても、周りに停めている車の安全性を考慮して契約してもらえない事はよくあります。
3.モータープールを利用する
大型のキャンピングカーを所有している多くの人たちが、モータープールを利用しています。
モータープールとは、専門のディーラーやキャンピングカービルダーなどが運営しているキャンピングカー専用の預かり場所の事です。
モータープールなら、車体のメンテナンスやタンクの給水などの管理をしてもらえるという大きなメリットがあります。
自宅にキャンピングカーを保管するスペースがない方だけではなく、初心者で車体の管理方法がよく分からない方にもおすすめです。
ただし、モータープールを利用するには条件もあり、全長5.7m、もしくは全幅1.9mを越える8ナンバー登録のキャンピングカー車両でなくてはいけません。
モータープールを利用できれば、自宅から2㎞離れた場所でも車庫証明を発行できます。
自宅にキャンピングカーを駐車する3つの方法
以下に、自宅にキャンピングカーを駐車する3つの方法を紹介します。
青空駐車する
1つ目は、自宅の敷地内のどこかに青空駐車する方法です。
キャンピングカーはある程度車高もあって幅もかなりあるものが多いため、普通乗用車が駐車できる車庫には入りきらない場合が多いです。
ただし、軽自動車をベースにした小型の車両などなら、既存の自宅の駐車場が使える事もあります。
これからマイホームを建築する方で、将来的にキャンピングカーの所有を考えているなら、できるだけ大きめの車庫を用意しておく事をおすすめします。
カーポートを設置する
大切なキャンピングカーをできるだけ汚したくない方や直射日光から守りたい方は、カーポートを設置する事をおすすめします。
カーポートは基本的に柱とサンルーフで造られる簡易的な駐車スペースなので、比較的安い価格で設置可能となっています。
ガレージを設置する
お金に余裕があって、キャンピングカーをしっかりガードしたい方は、ガレージを自宅に設置する事をおすすめします。
カーポートはあくまでも簡易的な駐車スペースで、完璧に雨風や直射日光から大事な車両を保護できません。
その点、ガレージなら壁と屋根で完全に車体を覆って完璧な保管が可能です。
ガレージなら車体のメンテナンスもゆっくりできて、キャンプ用品などの保管もできるいろいろなメリットがあります。
キャンピングカー用の車庫の設置、駐車スペースでお悩みの方は、さまざまなスタイルの駐車場(ガレージ)造りに対応している当社まで、お気軽に相談ください。