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土留めの役割とメリットを解説!擁壁との関係も紹介

建築工事を行うときには、土留めという処理を行わなければいけないことがあります。
ここでは、土留め(どどめ)の役割やメリットに加えて、擁壁(ようへき)との関係を紹介します。
土留めや擁壁が何かを理解できる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。

土留めの役割とメリットを解説!擁壁との関係も紹介

土留めの役割とは

土留めというのは、土が崩れるのを防ぐために設ける仮設構造物のこと。
建築業界では山留めとも呼ばれています。

建物を建築する際には、安全・安心を何よりも重視しなくてはいけません。
今では地盤調査を行い十分な強度がある土地だと確認したうえで、家などを建てることになっています。
地盤が安定していることを確認しても、その土地が斜面や崖など近くにある場合は、土砂が崩れてくる可能性もあります。
建築工事中に起きる振動などでそれが起きないように、土留めが必要になるケースがあります。

また、工事後も土砂崩れて建物に被害が及ばないように、擁壁やブロック塀などにより施工が行われることもあり、土留めは家屋などを守る重要な役割を担っています。

土留めを行うメリット

家屋などの建物を建築する際には、前記したように地盤調査が義務付けられていますが、他にも周辺環境の調査が必須です。
それにより土留めが必要だと判断されることがあります。
土留めを行うことにより土砂崩れを防止できることが大きな利点として挙げられますが、その他にも土留めには以下のようなメリットがあります。

境界を明確にできる

土留めを設けることにより、隣接した土地や家屋との境界をはっきりさせることができます。
特にブロック塀などの頑丈な構造物を建てれば、自分の土地の境目を明確にすることができます。

住宅が密集しているような場所に土地を購入した場合、更地のままのしておくと草などが生えて境界が分からなくなってしまい、人の土地にはみ出して家や小屋を建ててしまうようなトラブルもあります。
土留めを設けることにより、このような心配は不要になります。

高い場所に建築できる

土留め工事を行うことにより、周りよりも高い場所に家などを建てることも可能です。
高い場所に家を建てると、太陽の光を採り入れやすくなるメリットも生まれます。

また、道路に隣接している土地だと歩行者などの視線も気になりますが、一段高い場所に家を建てれば、その悩みも解消できます。

防犯効果を得られる

一段高い場所に家を建てたり、ブロック塀などの頑丈な構造物で家の周りを囲んだりすることによって、空き巣や泥棒などの侵入抑制となり防犯効果を得ることができます。

土留めと擁壁の関係

土留めは、土などをせき止めるために壁などを構築する処理のことですが、擁壁というのは土留めの壁になるコンクリートや石を指します。
つまり、擁壁は土砂崩れなどを防ぐための構造物で、土留め工事には欠かすことができない資材です。

次項に擁壁の種類を紹介しますが、頑丈な擁壁と構築するためには地盤の状態をきちんと把握することが重要です。
どんなに頑丈な材料を用いて擁壁を築いても、地盤がそれに耐えられないと擁壁を支えることができません。

軟弱な地盤に頑丈な擁壁を構築するためには、家を建てるときと同じように、その下に杭を打ったりして地盤改良を行わなくてはいけません。
それをしないと、擁壁自体が崩れ落ちてしまうかもしれません。

擁壁が崩れることは許されないため、高さ2メートル以上の擁壁を設置するときには建築基準法の工作物確認申請手続きが必要で、役所で確認をとらなくてはいけません。
2メール以下の擁壁の場合はその必要がないため、いい加減な施工業者に依頼してしまうと後で大変な事態になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

擁壁の種類

擁壁の構築に使用される材料には以下のようにさまざまな種類があります。
地盤にも合わせて、最適な擁壁を選択しなくてはいけません。

コンクリート造り

コンクリートだけで造られた擁壁で、次に説明する鉄筋入りのものに比べると強度は弱く、「無筋コンクリート造り」と呼ばれることもあります。
激しい土砂崩れが起きた場合は崩壊のリスクが高いため、不安がある場合は躊躇なく鉄筋コンクリートを選択しましょう。

鉄筋コンクリート造り

コンクリートに鉄筋を組み込んでいることから、高い強度が期待できます。
近頃では鉄筋コンクリート造りが擁壁の主流となっていて、擁壁の中でも最も安心感があります。

石造り

石を積み上げて構築するのが石造りの擁壁です。
本当の石の他にも、コンクリートブロックが用いられる場合もあります。
石の間にセメントやモルタルを流し込む「練積み式」と呼ばれる工法を用いれば、強度を高めることができます。

プレキャスト擁壁

工場で生産してものを、現場で組み立て設置するのがプレキャスト擁壁です。
一定の強度はありますが、現場を確認しないで発注してしまうと、地盤の状態によっては適さないものになってしまう危険性もあるので十分な注意が必要になります。
以上、土留めの役割や擁壁について紹介しました。
建築工事には欠かせないものですので、ぜひ基礎知識として覚えておきましょう。

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