お役立ちコラム
column
アメリカンガレージの内装を重視して印象を変えるポイントやアイデア術
住宅のイメージが一気におしゃれに変わるアメリカンガレージ。
車やバイクの格納はもちろん、趣味の部屋として活用することもできます。
アメリカンガレージは内装の工夫次第で、より一層おしゃれな印象を与えます。
今回は、アメリカンガレージの内装のポイントやアイデア術などについて、詳しく解説します。
アメリカンガレージのおしゃれな特徴は?
アメリカンガレージとは、ガルバリウム鋼板をメイン素材として組み立てるガレージです。
日本でよく見かけるガレージと違い、柱や梁を使わず設置するため、室内は広々とした開放感溢れる空間が魅力的です。
ガレージサイズは目的に合わせて選べ、大きなものだと大型バスが格納できるタイプもあります。
雨風やサビの影響を受けにくい金属板を使用しているため、メンテナンスの手間がかからないのも特徴です。
アメリカンガレージは内装がポイント
アメリカンガレージは、無機質で大胆な外観はもちろん、日本のガレージには見られない内装も設置するメリットのひとつです。
内装によって雰囲気が大きく変わるため、どういったポイントを重視すればいいのかチェックしておきましょう。
内装をストーリー仕立てで考える
部屋に入った瞬間、なぜかワクワクする住宅ってありませんか?
心から興味を惹く内装の多くは、ストーリーがしっかりしているからです。
アメリカンガレージの内装をなんとなくの雰囲気で決めてしまうと、仕上がった時に全体のバランスが悪くなってしまいます。
例えば、ゴールドラッシュ時代のカリフォルニア州や、ロサンゼルスから車で2時間ほど走った街外れにある小さなストアをイメージしたガレージなど。
内装のストーリーが思いつかない時は、アメリカの映画やドラマなどを参考にするのもおすすめです。
実用性とデザインを兼ね揃えて壁を使う
アメリカンガレージの内装は、棚やアイテム類を壁一面フルに使った収納がポイントです。
イメージは、壁に缶ジュースを横一列に陳列できるような棚を作ってみましょう。
収納といえば扉付きで奥行きのあるタイプが日本では主流ですが、アメリカのガレージは扉のない壁面収納が多いため、棚の作り方ひとつで見た目の印象が変わります。
アメリカンガレージのDIY内装に注意
日本で増えているアメリカンガレージですが、内装をDIYする時は違法性がないか気を付けましょう。
住むエリアが「(無指定)市街化調整区域」であれば大きな問題はありませんが、それ以外の時は内装に制限があります。
例えば、内装に使う木材は消防法の指導のもと、準不燃材以上の耐火素材を使用しなくてはいけないなど。
一般的に物置や倉庫として使用するなら内装制限はありませんが、壁や天井に使う素材によって建築基準法や都市計画法といった法律違反になるケースもあります。
アメリカンガレージのDIY内装には、十分気を付けましょう。
アメリカンガレージの内装アイデア
アメリカンガレージの内装に困った時は、次のアイデアを参考にしてみてください。
壁の素材選びで雰囲気をおしゃれにする
アメリカンガレージの内装は、壁の素材ひとつで雰囲気が変わります。
例えば、壁面全体がコンクリート打ちっぱなしや明るいブラウンカラーの木材を使って優しい雰囲気の内装。
赤や青、黄色といったビビットカラーを壁に塗ることで、アメリカにある雑貨店のような個性的な印象を与えます。
壁の素材によってガレージ内は変わるので、細かい内装を考える前に大まかな壁から決めていきましょう。
壁面収納の工夫でアメリカン風へ
アメリカンスタイルのガレージ内装といえば、壁面全体を使った見せる収納です。
例えば、釣り竿を1本ずつ並べて壁に飾ったり、車の修理や日曜大工で使う工具を壁に並べたりと、お店屋のようなイメージで内装するとおしゃれです。
他にも、壁にアメリカ雑貨をたくさん飾って、殺風景な雰囲気を変えるのもおすすめです。
アメリカンガレージの内装にぴったりなアイテム
アメリカンガレージの内装に取り入れて欲しい、おすすめアイテムをいくつかピックアップしました。
コーヒーやワインの木樽
アメリカの映画やドラマでよく見かけるのが、コーヒーやワインの大きな木樽。
ガレージ内にひとつあるだけで、一瞬でアメリカンなイメージを演出します。
木樽はオブジェとしてはもちろん、作業台として飾るのもおすすめですよ。
サインボード
サインボードとは、お店や駅構内などで見かける案内板・スタンド看板のことをいいます。
おしゃれな雑貨店には必ずといっていいほど壁に飾られているので、一度は見た人も多いでしょう。
サインボードは英語やイラストでデザインされており、大きさがさまざまあるので寂しい壁を一瞬でアメリカンスタイルにチェンジしてくれますよ。
プラスチックトラッシュカン(ゴミ箱)
アメリカのゴミ箱といえば「プラスチックトラッシュカン」。
日本のゴミ箱と違ってサイズが大きく、ゴミ箱とは思えないデザインが特徴的です。
ゴミ箱としてはもちろん、収納スペースとして活用するのもおすすめです。
タペストリー/フラッグ
ガレージ内の壁が寂しい時は、タペストリーやフラッグを飾るだけでアメリカンスタイルへ。
アメリカのドライブ旅行で欠かせない国道66号線、人気のルート66がデザインされたタペストリーやフラッグは不動の人気を誇ります。
他にも、アメリカ国旗やアメ車のオールドカーがデザインされたものなど、1枚飾るだけでアメリカンなイメージに早変わりです。
ペール缶スツール
アメリカンガレージの中に、休憩用のイスを置きたいなら「ペール缶スツール」がぴったりです。
ペンキやオイル缶をイメージしたデザインが豊富にあり、ガレージ内に1個あるだけでレトロな印象を与えます。
まとめ
アメリカンガレージの内装は、ポイントひとつずつにこだわるとおしゃれにアレンジできます。
ガレージの内装をDIYするのもありですが、プロの業者に任せた方がきれいにできますよ。
アメリカンガレージの設置をご検討の場合は、KAZUKENにご相談ください。